「ジャービス、これはそっち!」 びよーん。
オキュラスリフトの様なヘッドマウントディスプレイでバーチャルな世界感を楽しむのもいいけれど、やっぱり現実世界でも三次元の不思議な世界感を出せたら素敵ですよね。
理想はアイアンマンの研究室みたいなホログラム空間です。 あれで色々作業ができるのがとても羨ましい。
さて、今回はそんな3次元的ユーザーインターフェイスを先駆けるとてもクールな研究が発表されました。
カナダのクイーンズ大学にある人間メディアラボが自律飛行をするドローンを使って、インタラクティブな操作を行えるシステムを開発したのです。
BitDrones(ビットドローン)では三種類のドローンがキーインターフェイスとなっていて、VRの未来を予感させます。
ピクセルドローン
ピクセルドローンはファイルの操作などパソコンの基本的な動作を行います。
カーソルやフォルダーの概念に近そうですね。
シェイプドローン
シェイプドローンはドラッグ&ドロップで3次元位置情報を決めたり、タッチによるモードの切り替えなどができます。
これがより複合的な情報を持てるようになるとアイアンマンのようなホログラムデザインができそうです。
ディスプレイドローン
これはもはや空飛ぶスマホですね。うん。
各ドローンの動きを見張るためにモーションキャプチャーはVicon製のものを使っているそうな。
レクサスがAmazing in Motionというキャンペーンで、いくらか前に公開したSWARMという動画でも同様の技術が使われています。
綺麗にそろって動いてますねぇ。
クリエイティブな発明が他にも
このクイーンズ大学の人間メディアラボですが、結構面白いことを色々しているみたいです。
中には3枚ディスプレイの手帳のようなスマートデバイスを製作しているプロジェクトもありました。
白黒なのもこう見るとかっこいいなぁ。
いやはや。 話が少しそれてしまいましたが、パソコンと比べるとロボットは集団での活用方法が多くてやはり面白いですね。 ロボ部では以前から”SWARM” “Collective” というロボティクスキーワードから、いくつか記事を書いています。
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